本日は玉野児島倫理法人会。講師は高橋克明さん。ニューヨークに渡って20年以上。NYビズの発行人。テーマは「人生は結局行動だ」。行動力の塊のような方。人生で成功したいなら行動するしかない。誰でもわかっていることなのに、行動できる人とできない人に分かれるのはなぜなんでしょう。行動できる人になるためには何が必要なんでしょう。

私は子供のころ
夏休みの宿題は
8/31にやるタイプだった。

典型的な先延ばしタイプ。

行動しなければならない
早く行動に移した方がよい

わかりきっているのに
なかなか行動できない。

高橋氏の講話の中で
印象に残ったことがある。

ニューヨークに住む人々は皆
何かしらの目的や
挑戦を持って生きている。

観光で訪れる人を除けば
ただなんとなく
そこにいる人はいないのだ。

ここから環境の大切さがわかる。

朱に交われば赤くなる

というように
自分がどんな環境に
身を置くかで

行動力は変わるだろう。

今日の講話では
環境のほかにも

大切なことがあると
いくつかの点に気づいた。

行動しようと思って
環境を変え、

良い環境に身を置いて
行動し始めたとしても

こんなことやって
本当にうまくいくのか?

とか

めんどくさいと
感じてしまうことがある。

行動しないといけないと
わかっているのに

なぜこんな感情が
沸き起こってくるのか。

人間の脳は
即時的な満足を
求める傾向があるらしい。

行動することの利益は
多くの場合

長期的なものであり

即時的な満足感が
得られにくい。

一方で、現状維持は
短期的には
快適で安心感がある。

過去の失敗経験や
自信の欠如が

「自分にはできない」
という思い込みを生み

行動を妨げることもある。

もしくは
自分を守りたいという
想いがあるかもしれない。

行動しなければ
失敗はしない。

やればできるけどね、

と言いながら
失敗して自分の価値が
下がるのを恐れているのだ。

高橋氏の経験から
学ぶべきことは多い。

彼は自身を「ポンコツ」と
表現しながらも、
ニューヨークで成功を収めた。

これは、失敗を恐れず、
前に進む姿勢の
重要性を示している。

また、高橋氏は
「お金を稼ぐこと」の重要性も
強調していた。

これは単なる物質主義ではなく、
経済力を持つことで

他者を助ける力を得るという
観点からだ。

被災地の支援や動物保護など、
社会貢献のためにも

経済力は必要不可欠だと
説いている。

この視点は重要だ。

行動の目的が
自己実現だけでなく、

社会への貢献を
視野に入れたものであれば、

より大きな動機づけとなり


行動への障壁を
乗り越える力になるだろう。

そのほかにも
高橋氏の経験から
行動する人になるための

いくつかのポイントが
浮かび上がる。

❶目的意識を持つ

明確な目的や挑戦を
持つことが重要だ。

❷環境を変える

行動する人々に囲まれることで、
自然と行動力が育まれる。

❸小さな一歩から始める
大きな変化を一度に求めるのではなく、
できることから始めることが大切だ。

❹失敗を恐れない
失敗を学びの機会と捉え、
それを成長の糧とする。

❺継続する:
一時的な行動ではなく、
継続的に行動し続けることが
成功への鍵となる。

❻習慣化を意識する:
新しい行動を
日々の習慣の中に組み込む。

❼進捗を可視化する:
小さな進歩も認識し、
モチベーションを維持する。

❽仲間を作る:
同じ目標を持つ人々とつながり、
互いに励まし合う。

❾自己対話を意識する:
「めんどくさい」と思った時、
なぜそう感じるのかを内省する。

最後に、高橋氏の講話で
最も重要なメッセージは

「今日から、小さなことでもいいから
行動を起こす」ということだろう。

その一歩を踏み出すことが、
私たち一人一人の人生を
変える可能性を秘めているのだ。

行動することの重要性は明白だ。

しかし、それを実践することは
容易ではない。

重要なのは、自分自身を理解し、
小さな一歩から始め、
継続的に努力することだ。

今日からでも、
何か一つ、小さな行動を起こそう。

それが、未来の自分を作る
第一歩となるはずだ。

MS15 玉野児島倫理法人会 2024年9月26日