本日は倉敷市倫理法人会。入会間もない5名による会員スピーチでした。それぞれが興味深いお話をされました。皆さん、笑顔で楽しそうに話していたのが印象的でした。そんな様子を見ながらふと思ったこと。
言葉の力は凄い!
倉敷市倫理法人会のキャッチコピー
ワクワク実践!キラキラ倉敷!
これを深読みするならば
こんな姿になりたいという
運営ビジョンだ。
そしてこれが
実現されていることを
感じる。
明るく、活気があり
倫理で学んで
良くなった
と言う話しもよく聞く。
最初からワクワク、
キラキラだったかというと
もちろんそんなことはない。
この言葉を掲げたことで
変わってきたのだ。
これは会社も同じ。
ビジョンを掲げることによって
業績を改善した
という会社の事例も
よく聞く話だ。
しかし
言葉の力は凄いとはいえ
ビジョンを掲げても
変わる会社と
そうでない会社があるのは
なぜだろう?
言葉の力は確かに凄い。
しかし
その力を引き出すために
最も必要なのは
リーダーの情熱だ。
倉敷市倫理法人会の
キャッチコピー
「ワクワク実践!キラキラ倉敷!」
が単なる言葉の羅列ではなく
組織を変える力を持っているのは
その背後にある
リーダーの熱意があるからだ。
言葉に魂を宿すことが大切。
これこそが
ビジョンを掲げても
変わる組織と
変わらない組織の
決定的な違いだ。
しかし
言葉に魂を宿すのは
簡単なことではない。
それは湿ったマッチに
火をつけるようなものだ。
湿ったマッチは
すぐには火がつかない。
多くのリーダーは
ここであきらめてしまう。
だから言葉に力を
持たせることができないのだ。
火がつくまで
やり続けられるかどうか。
1本でも多くの火を
灯すことができるか。
これがリーダーの
真価を問う瞬間となる。
言葉に魂を宿すためには
継続的なコミュニケーションが
必要不可欠だ。
一度や二度
熱く語ったところで
組織は簡単には変わらない。
日々の小さなやりとりの中で
繰り返し言葉の意味を伝え
その実現に向けて行動する。
それを地道に
続けていくことで
少しずつ言葉が
組織の中に浸透していく。
しかし
このプロセスは
決して楽なものではない。
時には反発や無関心に
ぶつかることもあるだろう。
それでも諦めずに
続けていく強さが求められる。
ここで必要となるのが
自分を信じる力だ。
結局のところ
言葉に魂を宿すことが
できるかどうかは
自分を信じる力に
かかっているのだ。
自分のビジョンを信じ
その実現に向けて
粘り強く行動し続ける。
そうすることで
初めて言葉は力を持ち始める。
倉敷市倫理法人会の
会員たちの笑顔は
まさにこの過程を
経て生まれたものだろう。
「ワクワク」「キラキラ」
という言葉が
単なるキャッチコピーから
組織の文化そのものへと
昇華されたのだ。
これは一朝一夕には成し得ない。
リーダーの情熱と
メンバー全員の努力が
あってこそ実現したものだ。
同じことは
ビジネスの世界でも言える。
ビジョンを掲げて
業績を改善した会社の裏には
必ずそのビジョンに
魂を吹き込み続けた
リーダーの存在がある。
彼らは湿った
マッチに火をつけ続け
ついには組織全体に
火を灯すことに成功したのだ。
しかし
ここで注意しなければならないのは
この過程に終わりはないということだ。
一度火がついたからといって
そこで努力をやめてしまえば
すぐに消えてしまう。
言葉の力を維持し
さらに強化していくためには
常に新たな燃料を
供給し続ける必要がある。
それは日々の小さな行動や
メンバーとの対話の中にある。
リーダーが率先して
言葉を体現し
その意味を深め
組織の隅々にまで
浸透させていく。
そうすることで
言葉はますます力を増していく。
言葉の力を信じ
それに魂を吹き込み続ける。
そして何より
自分自身を信じ抜く。
これこそが
組織を変える本当の鍵なのだ。
倉敷市倫理法人会の例は
そのことを雄弁に物語っている。
自分の組織や人生において
どのような言葉を選び
どのようにして
それに魂を吹き込んでいくのか。
その選択と努力が
未来を形作っていくのだ。
湿ったマッチに
火をつけ続ける勇気と
忍耐を持ち続けること。
それが
言葉の力を最大限に引き出し
真の変革をもたらす道なのだ。