本日は岡山市倫理法人会。講師は田中里味SV。100年企業の取締役。テーマは「今こそ心の経営を」

インスパイアされることが
たくさんあって
書きたいことも
たくさんありますが一つだけ。


自分の潜在能力を限界まで
引き出したいと思いませんか?


ドラゴンボールに出てくる
カリン様が持っていた
超神水があれば


簡単に潜在能力を
引き出せるのだが
現実はそうはいかない。


しかし今日の講話で
そのヒントが示された。


自分の潜在能力を引き出すには
大我とつながることだ。


この言葉には日本の伝統的な智慧と
日本の経営哲学が融合した
深い意味が込められている。


日本は世界最古の国であり
千年以上続く企業が数多く
存在している。


この驚くべき継続性の秘密は
利他の心と自己研鑽にある。


日本人は古来より
自分のためではなく
他者のために尽くすことを
美徳としてきた。


そしてその過程で自らの心を磨き
成長することを重んじてきたのだ。


この考え方は
潜在能力の発揮にも直結する。


我々の内には小さな自我(小我)
大きな本来の自己(大我)が存在する。


小我とは自分の中のエゴであり
自分の利益を重視するという
自己中心的で打算的な考え方のことだ。


一方、大我は見返りを期待せず
相手の利益を重視する心だ。


小さな自我は
不平不満や恐れ
心配といった雑念に囚われがちだ。


一方、大我は我々の本質的な部分であり
無限の可能性と智慧を秘めている。


しかし小我の雑念が壁となり
大我からのメッセージを
遮ってしまうことが多い。


人の役に立つと心が満たされる
ということは経験的にわかっていても


人は自分の都合、利益を
優先してしまいがちだ。


大我は本来誰もが持っているが
小我の壁に阻まれて
その存在に気づいていないのだ。


潜在能力を発揮するには
この壁を取り払い
大我の声に耳を傾ける必要がある。


では、どうすれば大我と
つながることができるのか。


田中里味SVの講話から
いくつかの重要なヒントが得られた。


まず日々の小さな約束事を
守ることだ。


信号を守る、時間を守るといった
些細なことを積み重ねることで
自己規律が身につく。


これは大きな目標を
達成する力にもなる。


小さな誠実さの積み重ねが
やがて大我との対話を
可能にするのだ。


次に困難な状況でも
前向きな姿勢を
保つことが重要だ。


喜べないときこそ
喜ぶ努力をすることで


心の柔軟性が増し
新たな可能性が開かれる。


この姿勢は大我の声を
聴く上で欠かせない。


さらに美しさを追求することも大切だ。


正しいか間違っているかではなく
美しいかどうかを
判断基準にすることで
より高い次元の選択が
できるようになる。


これは日本文化に
脈々と受け継がれてきた価値観であり
大我との調和を促進する。


潜在能力の発揮には
体験とのつながりも欠かせない。


机上の学びだけでなく
実際に行動に移すことで
真の学びが得られる。


そしてその過程で自らの可能性を実感し
人生の進撃を体験できる。


これこそが大我との対話を深める
最も確実な方法だ。


また先人の知恵に学ぶことも重要だ。


日本の歴史には困難を乗り越え
持続可能な社会を築いてきた
先人たちの叡智が詰まっている。


彼らが大切にしてきた
誠実さ、忍耐強さ、心の優しさを学び
実践することで


自らの潜在能力を
開花させることができるだろう。


潜在能力の発揮は
決して容易なことではない。


しかし日本の伝統的な価値観と
利他の心を持ち


日々の小さな実践を積み重ね
美しさを追求し、体験を重視し
先人の知恵に学び
そして大我の声に耳を傾ける。


これらの実践を通じて
我々は自らの潜在能力を
最大限に発揮し


真に充実した人生と経営を
実現することができるのだ。



今こそ心の経営を実践し
自らの潜在能力を解き放つ時だ。


大我とつながることで
我々は想像もつかなかった
可能性を見出し


新たな価値を
創造することができるだろう。


それは個人の成長にとどまらず
企業の持続的な発展
そして社会全体の
繁栄にもつながるはずだ。


超神水は存在しないかもしれない。
しかし我々の内なる大我こそが
真の潜在能力を引き出す鍵なのだ。


今日から大我との対話を
意識的に始めてみようと思う。


つまり小我を捨て
相手の満足を追求するのだ。


そこにはきっと自己成長の
機会が待っているはずだ。


MS6 岡山市倫理法人会 2024年9月10日